東京競馬場の特徴と傾向
生涯1度しか出走出来ない、日本ダービーやジャパンカップをはじめとする数々の超ビッグレースが行われる東京競馬場は、
2003年春に竣工したコース改造工事により、
芝コースの直線の長さは525.9mと、
中山競馬場の内回りコースの直線の長さが310mと比較してみれば、
一目瞭然である。
特徴として、1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9mの長い下り坂が続き、
3コーナーの手前に高低差1.5mの急な上り坂が馬たちを待ち受けている。
直線の残りにかけては2つめの坂が設けられていて、
中山や阪神に比べると勾配自体はなだらか。
傾向として、直線が長く、幅員も広い為、非常にタフなコースな為、インでゴチャついたりするアクシデントも少ない。
いわゆるマギレが少なく、馬の能力が直結するコースとも言える。