阪神競馬場の特徴と傾向
大掛かりなコース改造工事が竣工した2006年以降、
今まで枠順によって不利と言われていた、
桜花賞や阪神ジュベナイルフィリーズなどの舞台となる芝1600mが、
改造工事が行われる以前の1600mでは、
スタート後間もなく2コーナーのカーブにさしかかるレイアウトのため、
内枠の馬は馬群に巻き込まれやすく、
外枠を引いた馬は外々を回らされてしまうロスが指摘されていた。
リニューアルオープン後は、
それらの枠順不利を解消した。
コース形態は、阪神名物の上り坂にが有名。
ゴール前の高低差1.8mあり、快調に飛ばしてきた、
逃げ馬や先行馬が急坂で失速するシーンも度々見られる。
コースは内回りA、B、外回りA、Bとなり、
外回りコースの直線は約474m。
内回りコースの直線約357m。
外回りコースの方が100m以上も長い。
この為、
内回りと外回りでは、
騎手達のペース配分も変わってくるため、
馬券はその辺りを考慮して組みたてたい。