中山競馬場の特徴と傾向
年最後のG1レースの有馬記念が行われるとして有名な中山競馬場は、
皐月賞などが行われる内回りと、
スプリンターズSや朝日杯フューチュリティSなどが行われる外回りがあり、
内回りコースでは、2〜3コーナーのカーブがタイトとなっている為、
小回りと考えてもいい。
ゴール前では、中山名物の急坂が馬たちを待ち構えていて、
残り220m〜残り70m地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.4m、
勾配は約1.6%と日本一を誇る。
快調に飛ばしてきた馬の脚色が急坂で鈍り、
ゴール手前での逆転劇に繋がるケースも多くみられる。
快速馬たちにとっては文字通り最後に待ち受ける難所となっている。